古典的なハンマー振り子式自動巻き上げ機構が、わずかな動きを捉え効率的にゼンマイを巻き上げます。
HAMATIC Vintage on film – HAMATIC Vintageの詳細をクローズアップでご覧ください
- ハマティック ヴィンテージは世界限定25本です。
- 最高水準の職人技
- black-or鏡面仕上げが施されたブラックダイヤル
- 1875年に使われていた「 Grossmann」のヴィンテージロゴ
- グロスマンの時計づくりにおける完璧な職人技と美しい仕上げを覆うことのない、中央部が大きく開いたハンマーボディ
- 最も細い部分がわずか1mmしかない繊細で美しい手仕上げされた針
- 特別な機能
- 古典的なハンマー振り子式自動巻き機構に着想を得てデザインされた、ハマティック独自の美しいメカニズム
- わずかな動きもゼンマイを巻き上げる動力として捉える
- 双方向に機能するラチェット機構を搭載した振り子式巻き上げ機構
- 2つの歯車を使った機構が非常に高い巻き上げ効率を実現
人と時間を結び付ける共通点とは一体何でしょうか。どちらも動き続け、決して留まることがありません。「転がる石には苔が生えぬ」とことわざが言うように、アクティブに動き続けることが人生を輝かせます。そのためにはエネルギーが必要です。腕時計は長い間、常に手で巻き上げられてきました。時計を動かすためにわざわざ手で巻き上げる必要を、どのように無くしたのでしょうか。その答えは人の動きにありました。時計を身に着ける者の動きそのものが、時計を動かすためのエネルギーとなったのです。
古典的な振り子式自動巻き上げ機構に着想を得たモリッツ・グロスマンの美学
機械式時計は何世紀もの間、定期的に手で巻き上げなければならないものでした。その歴史の中で、人の動きにより時計を巻き上げる自動巻き機構は夢のような発明でありました。
モリッツ・グロスマンのハマティックは、先端部分にゴールドを有したハンマー本体が、腕の動きに合わせて振り子のように左右に揺れ動くことによりゼンマイを巻き上げます。ハンマーの運動エネルギーがラチェット機構を介してゼンマイへと伝えられます。
19世紀のハンマー式巻き上げ機構にインスパイアされ、モリッツ・グロスマンの最高の職人技により洗練されたまったく新しいムーブメントが開発されました。ハマティックの精巧なムーブメントキャリバー106.0は魅力的なデザインを持ち、細部まで職人の手で仕上げられています。美しいムーブメントを見ることができるよう、楕円形のハンマーボディは中央部が大きく開いています。
ヴィンテージロゴがレタリングされた光沢感のあるBlack-orダイヤル
ホワイトゴールドケースの新しいハマティックはヴィンテージスタイルのブランドロゴを冠したブラックダイヤルモデルで、世界限定25本です。このダイヤルには特別な仕上げが施されています。ジャーマンシルバー製のダイヤルはまず初めに限りなく黒に近いダークグレーカラーにペイントされます。ダイヤルには「black-or」と呼ばれる鏡面仕上げが施されており、この特別なブラックダイヤルは輝くような光沢を放ちます。大きくはっきりとしたホワイトのローマンインデックスがブラックダイヤルと見事なコントラストを織りなします。
「M. Grossmann」のロゴとわずか0.1mmの手仕上げされた針は、1875年に製作されたモリッツ・グロスマンの古い懐中時計へのオマージュです。
わずかな動きもゼンマイへと伝えるハンマー式巻き上げ機構
キャリバー106.0はハマティックのための全く新しいムーブメントです。古典的な支柱構造のプレートには6本のグラスヒュッテ式リブ模様が施されています。
ハンマー式巻き上げ機構は着用者の腕の動きに合わせ、左右2方向のいずれかに機能しゼンマイを巻き上げます。原動力となる腕の動きを、巻き上げ方向が瞬時に切り替わる2つのラチェットホイールが巻き上げ機構へと伝える、非常に効率的で信頼性の高いムーブメントです。
ハンマー式巻き上げ機構のもう一つの利点は、ムーブメントの直径を最大限に生かし、支点からハンマーヘッド先端までの十分な距離が高いトルクを生み出すことです。それはすなわちゼンマイの高い巻き上げ効率を意味します。ハンマーヘッドがわずか5°、つまり2mm動けばゼンマイを巻き上げることが可能です。時計を着用している間に継続的にゼンマイが巻かれ続けることにより、安定した高い精度も保証されます。
ハマティックのパワーリザーブは完全に巻き上げられた状態から72時間です。
ストップバネによるハンマーへの衝撃の吸収
ハマティックのメカニズムは、人のあらゆる動きに対応できるよう設計されています。着用時に腕が大きく動く場合には、フレームに取り付けられた精密なストップバネがハンマーへの衝撃を吸収します。一方穏やかな動きの場合にはハンマーの揺れも小さくなります。不動作角が極めて少ないハマティックの巻き上げ機構では、ほんのわずかな動きをもゼンマイを巻き上げる原動力として捉えることが出来ます。
減速ギアと巻き上げ機構
ハンマー本体の揺動運動がラチェットレバーへと伝わり、2つあるラチェットホイールが交互に回転方向を切り替え、途切れることなく巻き上げ続けます。この動きが減速ギアを介して伝え車へと伝達され、さらに香箱の角穴車へ伝わります。
手巻き機構は一般的なレバー式で別のブリッジに取り付けられています。ハンマー式巻き上げシステム駆動時には、手巻きでの巻き上げ機構はカンヌキによって角穴車から切り離されます。手巻きモードになると、減速ギアがアンクル爪フリーホイールによって角穴車から切り離されます。
リュウズを引き出すとテンワが止まり、秒までぴったりと時刻を合わせることが出来ます。同時に丸穴車と角穴車はカンヌキによって切り離されます。リュウズを元の位置に押し戻すと再び巻き上げモードになり、テンワの停止が解除されカンヌキにより丸穴車と角穴車が再度噛み合います。
世界限定25本
「M. Grossmann」のロゴが印字されたblack-orダイヤルのハマティックヴィンテージ ホワイトゴールドケースモデルは世界限定25本です。