モリッツ・グロスマンは37アラビックの新たなバリエーションモデルとして37アラビック・ヴィンテージを発表します。マットな質感を持つダイヤルと、ケースバック側から見ることのできるムーブメントの輝かしい仕上げのコントラストが印象的なモデルです。
ムーブメントの機構とパーツ一つ一つの仕上げには、マニュファクチュールの最高技術が用いられています。モリッツ・グロスマンの職人技が細部に及ぶ時計はどこから見ても完璧な仕上がりです。ベルベットのような質感に加え、アラビア数字のインデックス、目盛り、そしてモリッツ・グロスマンが19世紀に用いていた歴史的なブランドロゴを採用したダイヤルデザインは、サテン仕上げのステンレススチールケースと調和しクラシカルな印象を与えます。
37 ARABIC Vintage in brushed stainless steel
インデックスに用いられるアラビア数字のバランスのとれた曲線的で柔らかなデザインは様々なスタイルに合わせることができます。また、アラビア数字は科学の進歩、および文化の発展を象徴するシンボルでもあります。2000年前にインドで生まれたアラビア数字はアジアから西洋へと伝わり世界へ広まりました。
順序とゼロを生み出したアラビア数字は「Kleines Mathematikum」という本に記される通り、人類の最も素晴らしい発明の一つです。そして、ウォッチメイキングもアラビア数字と同様に数世紀に渡って発展し続けており、天文学、物理学といった学問の進歩に加え、その技術は世界中を安全に航海することを叶え、今日の私たちの生活へと受け継がれてきました。
芸術的なウォッチメイキングと職人技
モリッツ・グロスマンの新しい37アラビック・ヴィンテージは、時代を超えた美しさを備えた、最新の技術と伝統的なウォッチメイキングを融合したタイムピースです。
マットな質感のダイヤルに合わせ、ステンレススチール製のケースにもサテン仕上げが施されています。モリッツ・グロスマンのファーストモデルであるベヌーのデザインを踏襲する、バランスの取れた小ぶりな37mm径のケースは腕に優しく馴染みます。
クラシックなダイヤルデザイン
37アラビック・ヴィンテージの特徴の一つは、アンスラサイトカラーが印象的なジャーマンシルバー製のダイヤルです。一枚の地板を熱加工したダイヤル表面はざらつきのある質感に仕上げられており光の反射を和らげマットな印象を強めます。特別な技術で生み出されたテクスチャーはベルベットのような風合いを持ち、見る角度により表情を変えます。アラビア数字や目盛り、そして歴史的な「M. GROSSMANN」のロゴの表面には丁寧にサテン仕上げが施されており、マットなグレーダイヤルの繊細な表情を強調しています。
対照的に、スチール製の自社製針は徹底的に磨き上げられており、光を受け美しく輝く細く繊細な針が時刻の視認性を高めています。
魅力的な自社製キャリバー102.1
モリッツ・グロスマンのムーブメントは19世紀から続く理念と美学に基づき開発されています。37アラビック・ヴィンテージには3/5プレートと支柱構造を持つ、直径26mm、厚さ4mmのクラシカルな小径キャリバー102.1を採用しています。
ケースバック側から見ることのできるムーブメントのプレートには幅広のリブ模様が施され、そこに手彫りで花模様を施したテンプ受けや、ネジ留めされたゴールドシャトンなどの芸術的な仕上げを見ることができます。
ヴィンテージブラウンのクーズーストラップ
サテン仕上げが施されたステンレススチールケースに合わせ、ストラップにはヴィンテージテイストが際立つブラウンクーズーストラップを採用しました。